ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から3ヶ月が経とうとしています。そして長引く戦いにより悲惨な様子がニュースなどで連日報道され続けています。無意味な戦争の結果、新たな障がい者が発生してしまうことに憤りを感じたりもします。

各地で寄付金の募集やチャリティー活動の動きが活発化する中、日本で暮らす視覚障がい者の一人として何か出来ることはないかと考え、完全ピアノ曲によるチャリティーアルバムを、ミュージシャン仲間と共に製作することにしました。

当初はチャリティーライブを開催することも考えましたが、コロナ禍で感染状況が見通せないことや、ライブだけではまとまった資金が得られないことから100枚限定でのリリースに至りました。

一般的に緊急支援の多くは、当然ながらウクライナ国民（最低限の日常生活を送るために欠かせない必要物資、若しくは隣国へ避難を余儀なくされた人々への交通費）などに対して充てられています。

そんな状況下、更に障がいを抱えているとなると想像を超えたものがあります。何か災害が発生した際、避難弱者とも言われるのが障がい者です（震災同様）。とりわけ視覚障がい者の場合、白杖の1本もなければ避難をするにも困難を極めます。

今作は、そのような状況を少しでも回避するために、被災しているウクライナの視覚障がい者を支援することを目的としたチャリティー企画です。

尚、アルバムの収益は、必要経費を除いた全額を日盲委（日本盲人福祉委員会）を通じてＷＢＵ（世界盲人連合）加盟組織のＵＴＯＳ（ウクライナ盲人協会）に寄付します。

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皆さんのご支援、宜しくお願いします！

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チャリティーアルバムについて
今作は、ウクライナの視覚障害者を緊急支援する目的で、多くのピアニストの方々にご参加（賛同）頂いて製作しました。
作品としても、聴き答えあり…価値ある1枚に仕上がっています。
平和への祈りと共に、ピアノ曲集を通して「希望の羽根」をウクライナの空に届けられたら幸いです。

アルバムタイトルについて
タイトル「Feathers of Hope（希望の羽根）」は、19世紀に生きたアメリカの詩人、エミリー・ディキンソンの詩「"Hope" is
the thing with feathers（希望は羽のあるもの）」からヒントを得ました。
ここでは、各人の奏でる鍵盤の音色（弦の集合体）を、複数からなる羽根の様に例えています。
希望の羽根を着けて再び羽ばたける日が訪れることを願い、このタイトルを付けました。